墓石の歴史

history

お墓に建てる石塔(供養塔)とは?

お墓に建てる石塔のはじまり

仏教の教えを説かれたゴータマ・シッダルタ(釈迦・釈迦牟尼・釈尊・仏陀・仏様とも呼ばれる:紀元前566年頃~紀元前486年頃 4月8日生)のご遺骨(仏舎利という)を納めた塔をストゥーパ(仏舎利塔)といい、今ではそれにならって木や石で供養塔を建て、故人や先祖のご供養としています。供養塔を建てることが故人の追善供養となり、また塔は故人を偲び、冥福を祈るシンボルにもなっています。

お墓のかたち

一般の人が墓石を建てるようになったのは国内で大きな戦争がおさまった江戸時代以降からです。このころは現代のような家族単位で使う墓ではなく、個人か夫婦単位で建てられていました。デザインは仏像や五輪塔をレリーフにしたものや、角柱状の石塔が建てられていました。大きさは現在の石塔よりも小さく、石材は加工が容易な柔らかいものが使われていました。
昭和時代になると現在の様な大きさの石塔を建て、一つのお墓を家族で使うようになりました。デザインは昭和後期までは和型石塔がほとんどでしたが、平成時代になると洋型石塔が多く建てられました。

なぜ石なのか?

墓石はなぜ石で造るのでしょうか?
それは石はとても固く、石以上に風化に耐える自然素材が無いからです。また、文字を記録し後世に残す手段としても石以上の素材はなかったのでしょう。

古くは4000年以上前に造られたエジプト・クフ王のピラミッドが有名で、石灰岩製の一個の石材が平均重量は2.5トン、230〜260万個の石が使われ、総重量600〜700万トンと言われます。(10トン積みトラック70万台分)
わが国では今から450年前の室町時代あたりから庶民が石を用いてお墓を造っていたといわれていて、現在まで続いています